*裏花*

■ 洋楽雑食レビュー*** ■■■■■   70'sHM-HR系から現在のコアシーンまで趣味物いろいろ。

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   Ten Thousand Fists USA 2005

Disturbed 「Ten Thousand Fists」


そろそろ新譜が出るみたいですねー。今から楽しみで楽しみで仕方ないっ!
新譜からのシングルカットは、映画トランスフォーマーで使われてましたね。

デビュー作の1stはOzzyから「メタルの未来」とまで言われたDisturbed。すぐOzzfestにも呼ばれて
ました。とにかく、1stは独創性と勢いに溢れててかっこ良かったー!惚れましたよっ。

Vo.のDavidは声が中低音域のロブ・ハルフォード似、だけど音はPantera以降のモダンヘヴィネスを
兼ね備えた非常にヘヴィでアグレッシヴなもの。全体を占めるグルーヴ感がサイコーなバンドですね


WWE(アメリカンプロレス)に楽曲提供したりしてるので、そっちのファンは知ってる方が多いと
思いますが、ボーカルが非常に上手くて魅力的なんですよねー。妙なあの掛け声にハマってしまう。
そわっ!そわっ!ってね(笑) これは聴いてる人にしかわかりませんがっ、もうあれがないと
Disturbed聴いてる気がしないわってくらい変にハマらせる要素なんですよー。

1st「The Sickness」は2000年の作品で、その頃よくあったニューメタルにジャンル的には括られてたので
KornLinkin Parkあたりと並んで逆に聴かない人が多かった気がしますが、ただのテクノやラップとの
融合メタルとは違う、根本的に正統派メタルが根付いてる毅然とした音楽性なんですよ、この人達は。
目新しい事をやってはいてもいい意味でアグレッシヴで、先鋭的だけどぶっとび過ぎてる訳じゃない。

3rd「Ten Thousand Fists」は落ち着いた方向に向かってはいるものの、よりアーティスティックで
更にメタル色の増した、正統性すら感じる作品ですっごく良いです。バンドの根底に目指す方向が
しっかり固まっているんだなー、って思えますね。


1stは今聴けばかなり若さが目立ってて、勢いに溢れてて好きだし、3rdで押し出した強いメタル色も
いい意味で好きだし、過渡期の様な2ndも味があってそれぞれすーごく良い!んです。
どうも甲乙つけ難くて、全部買ってくれっ!ってくらいですよ(笑)


Disturbed 「Voices」


1stアルバムの1曲目 この変な掛け声が聴けないと落ち着かない(笑)
PVもいいしすごく好きな曲ですね


Disturbed 「Ten Thousand Fists」


3rdアルバムのタイトルトラック
この曲もいいですよねー

新譜楽しみすぎるなぁ~ サマソニとかじゃなくてLoudparkあたりに来てほしいな。。。
 
 
 

 
   GodsEquation.jpg Norway 2007/11/12

Pagan's Mind 「God's Equation」


Pagan's Mindの4th。日本盤は2008年発売なのですが、輸入盤で買ってしまいました・・・モンスターボール

前作がかなり話題を呼んだPagan's Mind(異教徒の心)、今回のタイトルは「God's Equation」
(神の方程式)。ジャケットにも独自のエグさがあるんですが、中身も同様に独特の毒味が
ありますねー。Circus Maximusより精神世界に傾倒して、宗教や神話、宇宙といったモチーフを
持たせながら鬱な方向でない、複雑でいながら軽快に展開するプログレメタル、といった
所でしょうか・・・。コンセプト的な大作でありながら各楽曲はコンパクトで、心象的な世界観で
作られてるのに非常に聴きやすい。

鬱でない、というのはドゥーミーな方向ではなくてスピードもあるし、サビメロが爽やかで
メロディックなんですよねー。毒々しさと清涼感が絶妙にブレンドされていて、浮遊感のある
不思議なサウンドです。ボーカルの声も変な毒性があるね。。。コブシの利いたメタル声ながら
妙に透明感があってよく伸びて、エグ味たっぷりの低音から金切りハイトーンまで難なく
こなしてます。


何だろうなぁ。。。オススメか?って言われると正直薦めたくないんですよ(笑)
世界観が独特すぎるんだもん。こういうの気持ち悪いって人もいるだろうなぁ・・・
ヘヴィで、テクニカルでボーカル上手くて、結構先進的なバンドなんですが世界観が徹底してるので、
ハマる人にはハマるだろうし毒っぽさが嫌だって人は駄目でしょうねー。

私は、、、どっちとも言えないんですが、メロディセンスの良さにどーも惹き付けられるんですよね
このバンド。アルバム後半になってくるとちょっとアバンギャルドすぎないか?ってくらいに
唐突な展開もあるんですが、これもこのバンドの持ち味なんかなー・・・と。

特にメロディが光る③「United Alliance」、前半の毒々しさとサビメロのメロディアスな対比が良い
「Evolution Exceed」、Gが変態的にソロで弾きまくる⑦「Alien kamikaze」あたりが良いですかね。
エイリアン神風ですよ???どーいうセンスよ。。。


Pagan's Mind 「United Alliance」



新譜から。一番爽やかで毒味のない曲です。(笑)

その他の音源はコチラ↓↓↓
http://www.myspace.com/pagansmind
 
 
 

 
2007年もあと少しで終わりですねー
と、とにかく仕事漬けだった・・・て記憶しかない位仕事が阿呆みたいに忙しい1年だった・・・。。
体調不良になるくらいフラフラしてた事も多かったわ、、、。来年入ってしばらくしたら、少し
落ち着きそうなんですけどね 鞠男ふぅ


2007の新譜で、自分的なBestをピックアップしました。ご紹介がてら。
※順不同です。オリジナル盤が前年に出ているものは除きます。

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ozzy.jpg Ozzy Ozbourne 「Black Rain」

6年振りの会心作でした。やっぱりオジーのPopなメロディセンスは半端ない。
ほんと還暦前のオヤジとは思えません。あーーー、次のアルバムが10年後でも絶対買うさっ。

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GamblingWithTheDevil.jpg Helloween 「Gambling With The Devil」

これぞジャーマンメタルな出来でしたね。前作よりも断然良い。
自分的には巷で絶賛されてる程捨て曲が無かった訳ではないんですが、まだまだバンドの気概を
感じられるアルバムでした。大御所がこういうの出すと若手にもいい刺激になると思います。

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DominoEffect.jpg Gotthard 「Domino Effect」 

初期のBon Joviが好きって人なら絶対これ。モダンでヘヴィな極上HR。
扇情力、哀感、演奏、ハードさどれを取っても文句なしに過去最高のアルバムだと思います。
こういう音楽が今更聴けるとは・・・とにかくヘビロテの1枚でしたね

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metal.jpg Annihilator 「Metal」 

ジェフ・ウォーターズは実直で真面目すぎる、いい意味でメタルバカだと思う。戦略がないし
サウンドプロダクションもどっか貧相で安っぽい。でも、Annihilatorはそれだからいいんですよ~
モダンさがありつつもそこかしこに80年代の音があります。

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Isolate.jpg Circus Maximus 「Isolate」 

とにかくもう非凡さに感動しましたね。絶対に「Images & Words」を生み出す日は近いです。
ボーカルはロイ・カーン以来の逸材だと思ってますよ。今から次作が楽しみすぎるバンド。

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The Reason Of Your Conviction Hangar 「The Reason Of Your Conviction」 

ドラムがとにかく叩きまくりなごっついアルバム。ヘヴィさ、テクニカルさ、アグレッシヴさと激しさは
怒涛の勢い。スピードチューンからバラードまでこれでもかってくらいに男臭い。
疾走している曲にハードさ、タフさを求める方なら絶対聴いて損ないです。

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Dark Passion Play Nightwish 「Dark Passion Play」 

ん?なんだかんだ言ってよく聴いたんですよねこれー。
確かにボーカル交代でPop感が増したし賛否両論あるんですけど、これはこれとして聴くに普通に良い
アルバムだと思う。元からのメロディセンスは健在ですしね。ただ、フロントの存在はバンド自体を
大きく変えるとは思いましたが。 1/18の来日は行く予定ですよ~。

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sweettrade.jpg The Poodles 「Sweet Trade」 

とにかくもーノリ良すぎ、はっちゃけPopな80'sメタルの産業アプローチ。でもヘヴィさは忘れない、
でもめちゃめちゃキャッチー。リアル80年代のバンドマンだから出来る業。1stより吹っ切れてて最高。

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20071025021324.jpg Saxon 「The Inner Sanctum」 

更にTOP5でも選ぶとしたら絶対入ります。NWOBHMの雄ですね。
ほんっとーによく聴きました、スピードナンバーからミドル、スローまで隙がないです。
Loudpark2日目に行けなかったのはマジで痛い~痛すぎる。。。次生で見れるのいつさ。。

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Paradise Lost Symphony X 「Paradise Lost」 

TOP5ならこれも確定ですねー。もー何回聴いたかわからん・・・4、5年振りにアルバム出したと
思ったらいきなり傑作作ってきました、捨て曲なしの文句なしに名盤。
オフィシャル見てるとツアー予定埋まり過ぎ、これ日本来ないんじゃないの・・・?来年には来てくれ!

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melee.jpg Melee 「Devils & Angels」 

久しぶりにデカイ当たり新人でした。一気にメジャーになったので普段洋楽聴かない方でも
1曲目は知ってると思います、一時期コンビニでよくかかってたな、、、
Popでいて切なく、聴かせるナンバー満載です。珠玉のピアノロック。次作どうなるのかなぁコレ・・・

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20070723171450.jpg Within Temptation 「The Heart Of Everything」 

前作も良かったけど更に磨きがかかりましたね。難点は聴きやすい代わりに飽きがきやすい
事かな・・・Bestに挙げるには微妙な位置なのですが、ヘビロテ度が高かったので入れました。
フィメールの荘厳さは減退したけど、アネットNightwishが好きな方は是非こっちも。

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次点なら沢山あります、というより2007に出たアルバムだけでも、特に書いてないものがまだ
30枚以上あるのですが・・・
書く時間がない事もありますけど、勿論微妙だった物も多いので、単に枚数だけレビューしてても
仕方ないのかなって部分もあるんですよね。。。その辺どうしたもんか。
「あまり良くなかったです」って感想わざわざ書くのもね、、、それこそ音楽の趣味は人それぞれなので。

来年からは、とにかく聴いたアルバムは簡潔にでも全部書くように、何かしら考えてみようかと
思います。2月からは多少時間取れそうなので、もっと頻繁に更新できるようにしたいですねー。
HM-HRがもっと広まりますように、来年もよろしくお願いしますノーマルうさ
 
 
 

 
   AppointmentWithDeath.jpg USA 2007/12

Lizzy Borden 「Appointment With Death」


2000年に再結成アルバムを出したLizzy Bordenが、7年振りに新譜出しました。
80年代、奇抜なメイクと全身タイツ、Liveではマネキンの首落としたりとシアトリカルなパフォーマンスを
繰り広げてたこのバンドですが、音楽性は今もって聴けばIron MaidenJudas Priestに通じる
良質な正統派HMです。立ち位置的には結構なマイナーバンドでしたが。

Lizzy Bordenはアメリカで実際にあった親殺しの殺人犯で、状況証拠が確定しながら無罪放免になった
女性の名前です。まぁ1800年代に起きたふる~い事件なので、このバンドと関係などないのですが。

Liveでは口から血吐きながら歌ったりですね~、とにかくびっくり仰天なんですがパフォーマンスの
一環なので、今で言うコスプレみたいなもんですね。それ系では草分け的な存在だと思います。
それはさておき今回の新譜なんですが、今までで1番いいんじゃないか!?って位聴きごたえ十分な
アルバムに仕上がってますよー。お勧めです。1stとどっちが良いかってくらいです。


正統派、80年代HM好きにはきっと受け入れてもらえるかなぁと。何しろバンド自体がちょっと
マイナー気味だし、前作からのブランクも開きまくりなのでどの程度の人が聴いてくれるか
わからんですが、Y&Tのデイヴ・メニケッティ、Silver Mountainのヨナス・ヨハンソンなんて
80年代絶頂だったギタリスト達が参加してます、若手ではTriviumまで参加してるのが
面白いとこですが。
しかしですね、なんと言ってもジョージ・リンチ!!ジョージ・リンチが参加してるんですよ、
これだけで私には購入ケッテイですってば。

Dokken「Back For The Attack」では、⑥のインストナンバー「Mr.Scary」が一番好きってな具合なんで
とにかくサイコー。あぁ、Lizzy Borden、、、もちろん全曲良いですよっ(笑)
特に④「Bloody Tears」はめちゃカッコいいスピードチューンです。これは一番のお勧めナンバー。


George Lynch 「Mr.Scary」 Live


・・・これ紹介してどーする!!って感じですが・・・
好きなんだもんなー、スリリングで最高ですよ。CD収録の完成版はもっとスピード速くて
更にかっこいいです。あぁ、Lizzy Bordenもいいんだけど・・・いいんだけどーっ。
 
 
 

 
   FliesLies.jpg Italy 2007/3

  Raintime 「Flies & Lies」


今年発売だったアルバムをまとめてたら、これをまだ書いてなかった事に気付いたので
イヤほんと今更なんですけど書く事にしました。
2ndアルバムなんですけど日本発売が今年という事で。

イタリアなんだけどやけに北欧チックなシンセキラキラ疾走系で、チルボドっぽさもあれば
やけにコーラスワークが美麗なメロディアスハードっぽさも垣間見えたり、
また別の曲ではエモっぽかったり、と引き出しが随分多いんですが、散漫さが全くないです。

デス系咆哮+クリーンヴォイスってスタイルで、今となっては目新しくもないんですが
でもこれ、メロディセンスがすごい光ってるんです、これのお陰で散漫さがないのね。
むしろ、デスヴォイスいらないじゃん? って聴いてて思いますわ、、、
特に③「Aperion」とか、いっそデスパート除いて全部クリーンメロディにしたバージョンとか
聴いてみたいですよ。てかですね、勿体ない気すらしてくる!

デス+クリーンなんてパターン使ってるせいで、逆に新しいジャンルに成り切れてない感じすら
します。それくらいメロディセンスある。疾走してないスロー曲でも全然飽きずに聴けるので、
思い切って方向性変えてくれたらなぁ・・・と思わずにいられませんね。


メロデスってジャンルにわけるにはメロディが際立ちすぎてるし、、、ソロパートもセンスいいし、
次作にはかなり期待しちゃいますね。Children Of BodomNortherとか好きな人にも
アピールするバンドだと思います。ねこ


Raintime 「Rolling Chances」


最初数曲くらいチルボド系なんですけどね。是非アルバム全部聴いてほしいですね。
その先に行けるポテンシャルをかなり持ってると思います。
 
 
 

 
   Low.jpg USA 1994

   Testament 「Low」


スラッシュで好きなバンドをもうひとつ
87年デビューのポストMetallica的な立ち位置だったTestament
1st~3rdあたりが代表ですけど、この6thアルバム「Low」は個人的にかなり好きです。
だって、なんつってもTestamentの数あるアルバムの中で一番ジャケが秀逸なんだもん。
カッコイイでしょこれっ!
っとまぁそれは余談として、1st~3rdはなんと言っても機械的な縦ノリ+アレックス・スコルニックの
妙にクラシカルなメロディアスギターソロ、で話題をさらってたこのバンドですが、
その後活動休止なんかを経て、起死回生の1発を放ったのがこれ、6thアルバム。


ギタリストはジェームズ・マーフィに変わってますが、ドラムもジョン・テンペスタに変わってますが
とにかく重厚でヘヴィなアルバムになってます。歯切れの良いギターと相変わらずな
器械的リズムを刻む縦ノリ感、チャック・ビリーのボーカルもこのアルバムでデス声一歩手前あたりまで
出すようになってます。
全身に楔を打つようなサウンドがほんと爽快だし、カッコイイんだなぁー。
全編に渡ってリフもカッコ良すぎだし、特に③「Hail Mary」、⑦「Dog Faced Gods」あたり最強ですな。

スラッシュも80年代が全盛で、その後はもっとヘヴィなデス、Pantera系モダンヘヴィネスが
市場でウケるようになっていって、従来のバンドは路線変更せざるを得ない状況に陥っていった
訳だけど、そんな中発表されたこのアルバムはヘヴィな方向でありつつ、本来のTestament
音楽性は全く失ってない、むしろ上手く融合させた成功例のアルバムだと思ってます。
この頃消えたバンドはほんと多かったからね、、、

スラッシュってだけでちょい苦手、って人でもこれは是非聴いてみて下さいー。イチ押しです。


Testament 「D.N.R.」


上に挙げた2曲がないので、事実上の最新アルバム「The Gathering」から「D.N.R.」を。
最新とかいいつつ1999年なんですが、、 今もLiveはしっかりやってるんですけどね、新譜をそろそろ・・・。

これGrソロないけどサイコーです。頭から畳み掛けっぱなしで最後まで終わる。
勝手にヘドバンしちゃうでしょ?やっぱ、スラッシュはこーでないとねっ。